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   ドイツ巡洋戦艦リュッツォー
(WSW 1/700)

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 本艦はデアフリンガー級の2番艦で、帝政ドイツの巡洋戦艦の完成形といってよい艦です。
ジュットランド海戦時の第一偵察艦隊(巡洋戦艦部隊)旗艦を務め、ヒッパー提督の将旗を掲げました。
同海戦において巡洋戦艦部隊は主力戦艦部隊の盾となって積極的な戦闘を展開し、本艦は同海戦でのドイツ大型主力艦唯一の戦没艦となっています。
しかし、イギリス側の巡洋戦艦がほぼ爆沈しているのに対して、本艦は満身創痍となりながらもなかなか沈まず、最終的に味方の魚雷により処分されました。

「第一次大戦」「帝政ドイツ艦」「巡洋戦艦」と、私の好きな要素がてんこ盛りの艦です。



 キットはWSW製で、見栄えも良く、組み立てやすい好キットです。
マストや砲身、錨鎖などを金属に換装したり、露天艦橋や探照灯台にエッチングを使用するなど細部を部分的に修正していますが、基本的なスタイルはまったくいじっていません。
本キットは長らくリュッツォーの決定版キットとして君臨してきましたが、最近コンブリックからも同艦のキットが発売されたので、いずれ作り較べてみたいと思います。







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Vol28 2011April.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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