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中国軍 85-Ⅱ 105mm砲 戦車 (トランペッター 1/35)

by タンクダンク


<実車について>
85-II式戦車(風暴II型/Storm-II/WZ-1227F2)
 85式MEIN BATTLE TANk(85式主战坦克)は中華人民共和国において80式戦車及び88式戦車をベースに開発された第2世代の戦車である。
 それまでの東側戦車の特徴であったお椀型の鋳造砲塔を廃し、複合装甲を組み合わせた溶接砲塔を備えたものとしては中国製戦車としては最初のものである。当初より輸出を目的として開発されており、特にパキスタンへの輸出を念頭において開発されている。
 80式戦車と同じNATOの標準規格であるL7系105mmライフル砲に砲の歪みを防ぐサーマルスリーブを装着した物を搭載していた。
II式は85-I式戦車の改良版で FCS(射撃統制システム)の改善、風速測量センサー、レーザー距離測定器、オンボードコンピュータなどを追加搭載。T-72を元に開発した自動装填装置を試験導入。エンジン出力も720hp→800hpに強化されている。 (以上 『ウィキペディア(Wikipedia)より)



<キットについて>
トランペッターから1990年代に発売された この戦車、当時の中国の流行を反映し 戦車といえば 電動というわけで シングルか リモコンで発売されていたように記憶している。

プラスチックの材質がABSで固く、スチロール系の接着剤が効かないという噂があったが、タミヤの流し込み接着剤で難なく、接着できた。

表面は成形オイルが残っていたが、組み立て後、タミヤパテを少しシンナーで薄めて、筆で塗りたくって、表面を荒らしたので、気にせず 塗装できた。

下塗りは 艶消しマホガニーで行い、3色迷彩は 実車の北京軍事パレードの写真を参考にしたが、実はこのパレードの写真では 極彩色の3色迷彩で とてもオモチャぽかったので、トランペッターの箱絵を参考に、 ブラウンはグンゼ ダークイエロー、グリーン2色は グンゼ特色 ベトナム迷彩色を使い 3色迷彩にしている。どこかで 見た色?という印象を持った方はその感覚 正しいです。



砲塔の主砲根本は 板鉛を使って追加工作してみた。後は素組である。
適当に ウエザリングと ドライブラシを行い、 ディテールを強調して完成とした。
この戦車 複合装甲の第2世代戦車ということで、お手本は アメリカのM1にとったようであるが、デザインの線が中華的で やはり見た目の強さという点ではM1にはかないそうにない。 
発展型がパキスタンに輸出されたようで、それは まだ 使われているらしいが。







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Vol36 2011 December.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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