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 青島プラモ日記(その5)
J-20 威龍(トランペッター 1/72)

by 田口博通 
青島市街のビルの谷間に上がる花火(2月7日元宵祭) 
  
 
 今月はいきなり花火の写真ですが、 中国では旧正月後の十五夜(2月6日、7日)が元宵祭といって、元宵というおだんごを食べてお祝いする日だそうです。このおだんご 白玉あんみつに入っている白玉、ちょっと小さ目のお月見だんごといえば通じるでしょうか。甘い砂糖汁に浮かべて食べるそうです。
ここ青島でも 夕方から バンバン花火が上がり、それはそれはおにぎやかです。 せまいビルの谷間や道路からでも おかまいなく花火が上がり、爆竹が鳴ります。火事にならないのかと つい心配してしまいましたが、そういえば 先ほど ウイーンウイーンと消防車が走っていったようです。大事に至らないようにお祈りしましょう。



 本題のプラモデルですが、先月のアカデミー ミラージュ48はデカールのイスラエル国籍マークが 寄り眼で、いくらなんでも使用できず、そこで止まっております。そのうち日本から純正フジミのデカールを持ってきて進めたいと思います。

 というわけで、そのかわりといってはなんですが、トランペッターのバリバリの新製品 中国のステルス機 J-20に行ってみたいと思います。
毎度ご紹介している、青島市内のフライングタイガー(飛虎模型店)で買い求めました。御代は95元ですから、1300円くらいですね。
黒一色で、作りやすそうだしと思い、GETしました。確か、日本で買うとウン千円くらいですから、得した気分です。
  このJ-20 つい 昨年1月 飛行したばかりのまだテスト段階のステルス機なのですが、中国初のステルス機ということで その人気にあやかり、ついに72でトラぺより発売されてしまいました。
機体のイメージはF-35似 といったところでしょうか。
キットには カラー図もエッチング部品もついていて、モールドも シャープ。胴体と主翼は上下分割になっています。
胴体下面の雰囲気は、以前イタレリのF32を組んだことがあるのですが、そのぶかっこうな下面によーく 似ています。 胴体上エアブレーキは開閉選択式で、垂直尾翼も可動可能です。

胴体上面部品
胴体下面部品
カラー塗装図
デカールとエッチング部品



 最近のキットらしく、きちんとエアインテークのダクトがついていて、脚BOXが白のプラスチックで成形されていて、胴体の補強もかねています。最近の中国キットはすごいねと感心しながら、どんどん 接着してゆきます。
ここで 素朴な疑問が芽生えます。
脚BOXの間が意外と狭く、このレイアウトだと 2基のエンジンは いったいどこに配置されるのでしょう? かなりエンジン全長が短いのかもしれませんね。
操縦席部品がグレーのプラスチックで成形されていて、そのままでも使えそうです。
機首のおもりですが、粘土をさがしに香港中路のジャスコの2Fの文具売り場をあさったところ、子供用の安全粘土を見つけたので、それを使ってみました。

機首下面に操縦席とおもりの粘土を仕込みますが、それだけでは重さがたりないので、操縦席の後ろにもいれておきました。
胴体上下を接着し、接着面を整形すると もう形になりました。

次は塗装なのですが、つやけし黒一色を筆塗の予定です。では、また来月まで再見。


胴体下面


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Vol.38 2012 February.      www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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