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 フィアット G91 (タミヤ 1/100)

by アカミミガメ

初めまして、"アカミミガメ"と申します。
"お手軽・お気楽"をコンセプトに模型を作成しています。よろしくお願いします。



【1. はじめに】
 タミヤのコンバットプレーンシリーズから、イタリアのアクロバットチーム"フレッチェ・トリコローリ"のフィアット G91PANを作成します。 展示形態はフレッチェ・トリコローリの特徴である主翼下面の緑、白、赤の"Frecche Tricolori(3色の矢)"がよく見えるように飛行姿勢にします。


【2. 実機解説】
フィアットG.91はイタリアのフィアット社がNATO向けに1960年代に開発した戦闘爆撃機である。
本機はイタリア空軍、旧西ドイツ空軍、ポルトガル空軍に採用され長期間運用されたが、1995年には全機が退役してその役目を終えた。
また、イタリア空軍の公式アクロバット飛行隊"フレッチェ・トリコローリ"で、本機を改修したG91PANが1962年から1982年まで使用された。

【3. 制作】
<3-1. 組み立て>
このキットのコックピットは座席の部品が一つ、という非常に簡素な作り。組み立て後でもコックピットの塗装が問題なく出来そうなので、全部組み立ててしまいます。
組み立てていて修正したのは、左右を貼りあわて作る胴体の合わせ目を消したくらい。修正作業は金やすりでゴリゴリ削った後に紙やすり #400で表面をならしています。
胴体の合わせ目修正後は残りの部品を各所に接着。
なお、機首の部品は"G.91 R4"タイプを選択。組み立て説明書の指示と違う部品を使用していますが、模型は細かことに捉われず自由に作っています。




<3-2. 展示台>
イタリアで記念碑として保存されているフィアットG.91を参考に、機体を固定する支柱を作成しました。 支柱は身近にあった適当な素材に、型紙を書き写して切り出しただけです。


<3-3. 塗装>
 塗装はタミヤ アクリル塗料の筆塗りで行います。
まずは、コックピット内部を XF63 ジャーマングレイ、座席を XF1 フラットブラックで塗装。
その後、GSIクレオスの Mr.マスキングゾル改でマスキングしたキャノピーを本体に接着します。
後は本体をペタペタと塗っていきます。

<<使用した塗料>>
機体上面 XF8 フラットブルー
機体下面 XF16 フラットアルミ
主翼下面 X28 パークグリーン、XF2 フラットホワイト、XF7 フラットレッド
その他 XF1 フラットブラック


<3-4. デカール>
デカールはとても固く、すぐ裂けるので、貼る数が少ないのに結構苦労しました。
使用したキットはデカール保護用の紙が黄色く変色しかかっていたので、もともとこういう品質のデカールなのか、単に長期在庫で劣化しているのかは不明です。


<3-5. 仕上げ>
最後にデカール保護と艶を整えるためにGSIクレオスの Mr.スーパークリアー 光沢を吹きつけ、展示台を X25 クリヤーグリーン、X27 クリヤーレッドで塗装して完成です。


【4. あとがき】 【5. 備考】
完成した作品は機体下面の三色塗装がよく見え、なかなか満足の行く結果になりました。
<5-1. 使用した製品>
タミヤ 1/100 コンバットプレーン フィアット G.91








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