<オマケ>
このように合いが極端に悪いキットの場合の「合わせ」手順だが、私は
① 接着面を均す
② タップリと接着材をつけてパテ兼用
③ 荒削りで面づくり
④ 隙間に詰まったカスに瞬間接着剤を流し込んで固め、パテ代用
⑤ 残ったへこみをパテ整形
の要領で最近は作業をしている。
①これは基本中の基本。
②接着剤が、はみ出すことが重要。このはみ出しをさらに流し込みタイプの接着剤で少し溶かしこむと、一層よい。ここで充分に乾燥させ固定する。次の作業では力を要する作業もあるので「しっかり固定」も大切なのだ。 |
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③不整合で飛び出している部分を削り落し、面のつながりを完成させる。そのためにはガリガリと大胆に削る。これをさぼると形が決まらないうえに、パテを無駄に盛りたくなる。この段階で、細い隙間や小さな段差には先の接着剤のはみ出しが入りこんで埋まっている。あとは大きな凹みや穴だけになり、ここには削りカスが入っているはず。
④削りカスをアンコにして瞬間接着剤で固める。これで穴や大きな凹みのほとんどが埋まる。穴大きなへこみはパテだけで埋めることは難しいので、これでガサっと固めるわけだ。
⑤もう凹みは僅かしか残っていないから、その部分だけにパテを使えばよい。 |