Home  > F-16AM ベルギー空軍 (タミヤ 1/72)


  F-16AM ベルギー空軍
(タミヤ 1/72)

by アカミミガメ



こんにちは、"アカミミガメ"です。
"お手軽・お気楽"をコンセプトに模型を作成しています。よろしくお願いします。



【 1. はじめに】
安価で容易に入手できる、タミヤの1/72 ウォーバードシリーズ。
今回はウォーバードのF-16で、ベルギー空軍のF-16AMを作ってみました。




【2. 実機解説】
<2-1. ロッキード・マーティン F-16 ファイティング・ファルコン>
F-16は1970年代にアメリカ合衆国が行った軽量戦闘機(LWF : Light Weight Fighter)開発計画に基づき、ジェネラル・ダイナミクス社が開発した戦闘機。
プロトタイプ YF-16の初飛行は1974年2月2日。
当初は実験的な昼間軽量戦闘機のコンセプトで開発されたが、さまざまな改良が加えられ、全天候戦闘機や精密攻撃機に進化した。
世界20ヵ国以上の空軍で採用され、現在(2012年)も第一線で活躍している。
<2-2. F-16 A/B Mid-Life Update(MLU)>
MLUは1990年代に行われた、既存のF-16A/Bに対する大規模な近代化改修計画。
改修計画の参加国はベルギー、デンマーク、オランダおよびノルウェー。
試作改修機の初飛行は1995年。
改修内容はコンピュータ/ソフトウェアの改良、グラスコクピット化、広視野HUD、改良型データモデム、AIFFの搭載、レーダーの換装などが行われた。

なお、MLUは定期的に近代化改修が行われており、2012年時点での最新はMLU M5。



【3. キットについて】
販売元はタミヤですが、部品はイタレリ製です。
パイロットフィギュアはありませんが、武器の種類は豊富で米軍以外のマーキングも選択可能。
価格も1000円以下で入手しやすく、なかなか優れたキットです。



【4. 制作】
キットはMLU改修前の状態なので、Waveの"オプションシステム バーニア"から、それらしい形状のパーツを選択して機体に接着。
細かい事には拘らない性格なので、なんとなくMLU改修後に見えればOKです。
塗装はタミヤ アクリル塗料の筆塗り。
キットの塗装指示では複数のグレイが指定されていますが、面倒なので濃いグレイ(XF24 ダークグレイ)と薄いグレイ(XF19 スカイグレイ)の二色で塗装。



兵装は近接航空支援での出撃時にしました。
<<搭載兵装>>
AIM-9L 空対空ミサイル ×2
AIM-120B 空対空ミサイル ×2
GBU-12 500lb誘導爆弾 ×1
GBU-38 500lb誘導爆弾 ×1
AN/ALQ-131 電子戦ポッド ×1
AN/AAQ-33 目標指示ポッド ×1
370gal増槽 ×2

AN/ALQ-131と370gal増槽はキットの物を、それ以外はハセガワの"エアクラフト用アクセサリ"を使用。
なお、パイロットも同じく"エアクラフト用アクセサリ"から持ってきてます。



【5. 完成】
個別に作った兵装類を、機体に接着すれば完成です。
ほとんど、キットをそのまま組み立てただけですが、カッコイイ F-16が出来ました。

イタレリのキットは全体的に、メリハリの利いた造形がされている気がします。
目立たない場所には注意を払わない反面、強調すべき場所は非常にシャープな造形をする。私はイタレリの造形は凄く好きです。
『パイロットフィギュアが付属していない』という問題はありますが、組み立て易い良いキットでした。



【6. 備考】
<6-1. 使用した製品>
タミヤ 1/72 ジェネラルダイナミックス F-16 ファイティングファルコン
ハセガワ 1/72 エアクラフト ウエポン V アメリカミサイル & ランチャーセット
ハセガワ 1/72 エアクラフト ウエポン VI アメリカ スマート爆弾
ハセガワ 1/72 エアクラフト ウエポン IX アメリカ 精密誘導爆弾 & ターゲットポッド
ハセガワ 1/72 アメリカ パイロット/グランド・クルーセット


  Home>F-16AM ベルギー空軍 (タミヤ 1/72)

Vol 46 2012 October.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
  無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」

製作記事


TOTAL PAGE