その昔、ハセガワとフロッグが提携していた時代に作った ウエストランド ライサンダーが 壊れたままになっていたので、今回のフロッグ特集に合わせ、塗装も含め レストアしてみた。 実はキットの説明書にあった夜間型のスパイ輸送任務の機体(右下 説明書塗装図)が 購入してから ウン十年間 ずっと気になっていたので、今回は 思い切って その下面 マットナイトの機体としてみた。何か 胸のつかえがとれた感じ。皆さんもそんなことってありませんか?
当初は 別売りデカールを使って エジプト空軍の銀塗装としていたので、一度 バラバラにして 塗装を落として、筋彫りをほどこし、翼後縁を薄く削り直し、コクピットも塗り直した。
実は何が大変だったかというと、壊れてバラバラ状態だったので、あちこちに部品が散らばっており、探し出すのが大変だったのです。探し回ったあげく、意外な場所からプロペラがみつかったり、マッチボックスのライサンダーの箱から主脚の片方が見つかったりした。カウリングは見つかったが、結局 排気管は最後まで見つからずで、2㎜径プラ棒から自作となった。

プラ棒から自作した排気管
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下はハセガワ フロッグ提携当時の 説明書とデカールである。
私は 説明書と箱絵は捨てないで資料として透明ファイルに残してある。箱絵は嵩張るので 最近は デジカメで撮影してデータとして残すことが多くなった。画家が描いた箱絵は心がときめく。一つの芸術作品と感じることもある。
デカールは ナカバヤシフエルアルバムにファイルしているが、湿気をシャットアウトできるので これはお勧め。
後で、それらを見返すのも、製作当時のさまざまなことを思い出して 楽しい。

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