キングコブラは哀れだ。簡易キットやアオシマの古典的キットはあるが、一流メーカーの新キットで欲しいと思う。主戦場が赤い星だからといって、純粋なアメリカ機なわけだし、ムスタングみたいに層流翼だし、すごい数を生産しているわけだから、キングコブラをもっと大切にして欲しいのだ。アメリカとフランスのマークを主に、赤い星マークを添える形で発売すれば、それなりに売れるんじゃないかと思う。それなり、だけど。
異国でちゃんと働いたのに評価されないといえば、ベンジャンスもそうだ。相当な数を製造したもののほとんどが輸出され、しかもアジアで使われたことが原因で視界にはいらず不当な扱いを受けている。地方勤務だからといって駄作扱いはひどいじゃないか。 |
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ジャングルに潜む日本の兵隊さんがこれに襲われた(かもれない)敵機だぞ。実機は凄みのあるスタイルなのに旧フロッグのキットがとてつもなく変な形だったことが原因で、きっと多くの人がその姿を誤解していると思う。再認識するべきだ。・・・とは思うが、売れそうにないな。
シーウルフは、ここに入れるか入れないか、迷う。ある程度は量産されているし、軍用機としても駄作ではない。でもアベンジャーが痩せたようで肉感がなく、弱々しい。風防ワクも本数が多くて塗りが面倒だ。限定生産品で売り逃げするのが妥当そうな機種ではある。バッカニア(バミューダ)はさらに魅力を感じない。キットがないから欲しい、というものでもないようだ(とは言いながら、私は以前にバッカニアをバQで作ったことがある)。 |