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空母上のワンシーン
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by 愛知県在住 作者 清水 栄治
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第2回目となりますが今回の作品は空母上の戦闘機とパイロット、デッキクルー達の活動状況の
ワンシーンを表現しました。これから作品づくりについて順次解説をしていきます。 |

■戦闘機キットについて |
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戦闘機はレベル1/48 A-6イントルーダーを使用しています。製作に際して資料として使ったものは
「世界の傑作機」と「スコードロン・シグナル社」のものを使いました。
このキットはレベル社からたびたび再版されているもので初版は古いものであると記憶しています。 今回のキットはハセガワ・レベルとして販売されているもので、デカールがカルトグラフ製ではないかと思います。 |
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キットの外観パネルは凸になっており墨いれを行うため筋ぼりに変更しました。その他機首レーダー、補助翼、エンジン 胴体下部電子機器などスクラッチしております。又コックピット周りもドレスアップを施しております。
写真では判り辛いですがエンジン部の再現は良好な資料がなく苦労したところであります。
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■デッキクルー等について |
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クルーはハセガワ1/48を使用しており、まずまずのポージングで問題なくストレートに組んでおります。
パイロットはどこのメーカーかは不明で「静岡ホビーショー」のハセガワパーツコナーで購入したと思います。 |
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デッキクルーだけでは間が抜ける感じで、爆弾やミサイルを運ぶ運搬車等の小物を資料をもとにプラ版やのばしランナーでそれらしく作っております。 |

■空母デッキについて |
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木製の台座の上に0.5mmプラ版を接着剤で張り付けてあります。デッキには戦闘機チェーン固定用のフック穴が無数にくりぬいてあります。そのフック穴の中は5等分に分割してあり、ここも苦労したところでした。
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■塗装について |
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戦闘機はラッカー系を基本に塗っております。この作品を作った時点では(かなり前?)パネル付近のグラエーションを行う技術を習得しておらず、ストレート塗りでまったりした感じになっております。デカールを貼ってから艶消しを吹いております。この艶消しがかなりきつかったように思われます。又デカールが硬くてこずった感がありました。 |
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クルー、パイロットはエナメル系の濃淡で塗っております。デッキはラッカー系を塗りライン類はエナメル系を塗っております。デッキ全体のイメージはうまくいったと思います。 |

■全体をとおして |
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この作品の制作時間は150時間以上かかったと思います。色々なものにこだわりすぎた感がありました。そしてこの作品はJMCに応募しましたが何も賞はありませんでした。残念。 |
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ジオラマなのか飛行機なのかアピールするところがなく、ピンボケになってしまったように思えます。空母上のワンシーンを立体的に表現することは非常に難しいと痛感しました。しかしながら私はジオラマ、スクラッチに挑戦していきます。次回を乞うご期待。 |


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Vol 52 2013 April. www.webmodelers.com /Office webmodelers all right
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