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   瑞雲 (アオシマ 1/72)

by アカミミガメ

こんにちは、"アカミミガメ"です。
"お手軽・お気楽"をコンセプトに模型を作成しています。よろしくお願いします。

【1. はじめに】
前号の"懐かしのB級キット"の制作記を見て、「あれ? このキットなんか見たことある?」。
手持ちの在庫を確認すると何故か有った! ちょっと前にインターネット通販で「価格の安い第二次大戦機がある」という理由で買ったのを思い出しました。
買った時はチラッと中を見ただけでしまっていたのですが、なかなか面白そうなキットなのでこの機会に作ってみることにしました。




【2. 実機解説】
<2-1. 愛知航空 瑞雲11型>
瑞雲は1940年代に250キロ爆弾を用いた急降下爆撃が可能な水上機として、愛知航空機が開発した日本海軍の水上偵察機。
1940年2月に開発を開始し1942年5月には初飛行に成功したが、過剰な性能要求により開発は難航。
強度不足等の改修に長期を要したが、1943年8月に「瑞雲11型」として制式採用。量産1号機は1944年2月に完成し、終戦までに256機が生産された。
世界的にもまれに見る万能水上機として完成した瑞雲だが、既に搭載する艦はなく、本来の艦載機として使用される事はなかった。
本機は、主に第634航空隊の主力としてフィリピン方面の水上基地に展開。対潜哨戒や小艦艇・輸送艦艇攻撃、また対地支援攻撃等を実施し、大いに活躍した。



【3. 制作】
翼の可動は諦めて固定した状態で作りました。
塗装はタミヤ アクリル塗料の筆塗りです。










【4. 完成】
太平洋戦争末期の劣悪な環境の中、押し寄せる米軍に対して激しい空襲を繰り返し、戦果をあげた瑞雲完成です。

今回は「1/72の第二次大戦機を作りたい」という理由でアオシマ瑞雲を購入・製作しましたが、自分には満足いく内容でした。
金型が結構痛んでいるのでやや骨が折れますが、組み立てていて特に問題だと思えるような個所は無かったです。
1/72 瑞雲はフジミからも発売されていますが、価格帯が違うので、アオシマを選ぶのもいいと思います。
機会があれば、他のアオシマ復刻版「大戦機シリーズ」も作ってみたいですね。



【5. 備考】
<5-1. 使用した製品>
アオシマ 1/72 日本海軍水上偵察機 愛知E16A1 瑞雲


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Vol 56  2013 June.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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