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　　　サボイヤマルケッティ　SM.55X　Balbo
(旧ITC現グレンコ1/96)

by SOMAP

サボイヤマルケッティ　SM.55X　Balboです。キットメーカは旧ITC現グレンコです。

大編隊で大西洋を横断した長距離記録機で、ブラックストライプのものは指揮官（イタロ．バルボ）の搭乗機です。
ネットでデルタのキット探してたときにたまたまグレンコで1/96と言う半端なスケールですが
コメントに残り1個後入荷見込みなしつられポチッてしまいました。到着したキット見て、ちょっと後悔したものの、造らねば恥とばかりに、組み始めました。ネット調べると結構資料見つかります。

資料読むと結構面白いです。これもキット製作の楽しみでもあり展示したときの解説のネタにもなります。
特異なスタイルもそうですがエンジンのレイアウト、前後にセットされたエンジンは一見バカな感じに思えますが意外と理にかなってます。もともとはフローとの真ん中に魚雷抱かせての雷撃機として開発されたためのスタイルで海面すれすれで魚雷放すためのものですが、機体構造が木製で軽くエンジンが前後配置で回転反トルク打ち消せるし上空に上ればエンジン一基アイドルにして燃料も節約できますので、長距離飛行にはもってこいで、双フロート内に貨物食料が沢山積めます。

今回全組の状態で造ります。改修点は窓をデカール表示を、クリア-ランナ押し込んで窓つくり、エンジンが翼とほぼ平行だったのを、前方を持ち上げました。実機はもっと角度付いてますが、あまり挙げると、後ろのプロペラが翼に当たりますのでこれくらいで止めときます。

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