まず、翼面にあるエルロンやフラップのヒンジを支える膨らみを取る。上述のように穴はあかないので、切り落として平らにすればよい。エルロンとラダー、フラップにあるヒンジのための切り欠きは、プラバンを入れて整形する。可動の翼端は接着して固定した。エルロンと主翼、ラダーと垂直安定板を翼に接着する前に、翼側にプラバンを入れて厚みをそろえる。そのあとでエルロンやラダーを接着する。そこの隙間には、溶きパテを流して埋めておく。つまり、可動しないプラモデルだったようにする。フラップは内側のモールドがステキなので開状態にする。今回は主翼は捻り下げをつけようと半乾きのときに曲げてみたのだが戻ってしまい、これはうまく出来なかった。 |
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風防は「合う」といっても所詮は別キットなので、胴体側を削って載せる。LSのキットは可動風防にするために第一風防の幅を微妙に広げ、後部には台座を設ける加工をしている。前部の幅は加工を諦めるが、後部は台座を削っても胴体に影響が残ってしまう。ここは僅かだがパテのお世話になる。第一風防前方の凹みは風防に合わせて削るが、キットのこの部分は肉厚がない。ほんのちょっと凹ませただけでOKとする。LSのキットは1/75でハセガワは1/72だから、どうしても風防は大きめにはなるのだが、許容しないといけない。 |