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誌上個展

P-39エアロコブラ (レベル1/72)

by ヒサマロ




こんにちは、ヒサマロです。毎日暑い日が続いていますね。ビールにばかり手が伸びて集中力が持続せず製作ははかどりませんでした。今回のテーマはレベルファイターシリーズということでP-39を作ってみました。このシリーズは私が飛行機のスケールモデルにはまるきっかけを作ってくれたものです。 100円という手ごろな価格にもかかわらず国産キットとは比較にならないきれいなモールドと素敵なボックスアートに魅了されたものです。そしてこのシリーズにより有名機から非有名機まで世界の戦闘機の名前を知ることができました。




ちょうどモデルアート誌が創刊され、航空ファン誌には橋本喜久男氏が毎月レベルファイターシリーズのカラー塗装図を連載してくれていました。プラモガイド1967年版ではドイツ戦闘機の特集でMe109やフォッヶウルフなどを購入して手書きで気に入った塗装図のマーキングにしていました。 もちろん現在の目で見れば資料の乏しかった時代ですから過ちもたくさん見られますがプラモデルのインスタント性と実機らしい雰囲気はコンピューターで設計された画一的な表面処理の今のキットよりもずっとあるような気がします。




さてキットのほうですがQ型をモデライズしていますが、Q型はおもしろいマーキングがないので今回はL型とし、カッティングエッジデカールからドナルドダックのマーキングにしてみました。Q型のガンパックは取り付けず代わりに両翼に2丁ずつ機銃を伸ばしランナーにてつけました。 それと発売時から指摘されておりましたスピナーが丸い団子鼻なのでここだけはジャンクパーツから適当なものを持ってきてそれらしく直しました。それ以外はいつも通りのお気楽モデリングで特に手を入れておりません。




コクピットはパイロットを丁寧に塗りわけシートをジンクロに塗ったら他は黒く塗っておしまい。胴体と主翼の結合部には大きな隙間が出来るのでプラ板で埋めて溶きパテ処理しました。塗装は上面オリーブドラブ、下面ニュートラルグレーでいつものように筆塗りです。 上面の光が当たる部分にカーキをドライブラシしてみましたが今ひとつの出来でした。出来上がってみるとやはり全体に打たれたリベットがいい雰囲気をかもし出しており、気に入っています。






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Vol59 2013 September  www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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