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誌上個展

FOKKER DVIII ( スクラッチ 1/24 )

by GRIFFON

スケルトンモデルと言う事で FOKKER DVIII を作ってみました。
( エンジン、カウリングは未完です、いずれ完成させて また発表したいと思います。)




胴体
本来であれば治具を作ってフレームをハンダ付と行きたい所ですが腕が無いんで・・・
まず、ペーパクラフトサイトを探して型紙をダウンロードしてきます。
1/24に拡大して0.5tプラ板に貼り切出します。
胴体後半を箱組、平板の上で防火壁の直角と尾部の高さ出しをした後
前半のフレームを瞬間で仮組しエポキシで本付します。
胴体上部分はプラ板で後乗せとします。(ワイヤ張りや内部工作の利便を考え)




ローゼンジの型紙を作りパタンを書き込み鉄十字も書きます。
胴体下面はアクセスハッチとして中央で紐組なので、丹念に穴を明けて糸を通します。

 


尾翼
1tプラを切出し削った後 カッタでリブへの縫い目を入れた後、マスキングして
サフでリブテープを表現
ホーンは0.2t洋白平板の間に0.2プラtを挟んで接着 両端は隙間を空けておきます。
作動索(リード芯線3本より合わせ)をこの隙間に接着、胴体内に引き込んで固定
( ターンバックルを入れたかったのですが小さすぎて断念)





コックピット
ラダーぺタル、操縦桿は1.5t 真鍮線をハンダ付
エンジン部はhttp://www.fokker-team-schorndorf.de/ とハセ1/8ル・ローンを参考に根気良く追加
タンク、弾倉をプラ板で自作 上面に給油口を付けます。
MG08/15はREVELLの1/28 DR1をコピー、ペーパクラフトにディフォルメが掛かっていたので
そのままの長さで丁度良かったです。
( REVELLは何で1/28で出したんでしょう:箱スケールか? )









主翼
1tプラからリブを切り真鍮パイプを桁にして1tプラを貼付、前縁はφ5プラ棒
(1tでも中に横リブを相当入れないと凹んでしまいます。)

胴体支柱は簡単な治具を作り、主翼と胴体を位置決め
長さを出して固定、外側支柱端にハンダを盛り穴を明けて主翼側のラグとピン止め
外翼は気が向いたら、また作ります。


脚間翼は主翼と同様 (最初0.5tを張りましたが、薄すぎて凹んでしまい1tで張り直し)
支柱は1tピアノ線を曲げプラ板を貼って幅出し
タイヤとハブはプラ板積層を根気良く削って作成:うんざりしました。



初めて、この手の物を作ったので工作法に行き詰まる事が多く時間が掛かりました。
もう少し要領良く段取りすべきでした。

1/24でも手間が掛かるのに実機では相当な手間が掛かっていると思います。
( http://www.fokker-team-schorndorf.de/ を見てもらえば判ります。)
それにしてもフレームが華奢な事を改めて確認しました。

ふと思ったのですが、人は、こんなに手間を掛けてまで戦争したいんでしょうか?
これが第1線であったのは95年も前の事ですが人間は何も進歩していません。


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Vol.62  2013 December.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず  リンクフリー

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