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　干支シリーズ「いぬ・犬」
Bf109F-2 (ファインモールド 1/72)
ＪＧ２　Josef Heinzeller

by　ＮＯＢＵ

皆様、こんにちは。親父モデラーＮＯＢＵです。
今月号の第２特集「ファイモールド」と「干支シリーズ　いぬ・犬」とかけまして
１機完成いたしましたので、「ファイモールド」のBf109F-2の製作について
気付いた点と合わせてご紹介いたします。
では、今回もお付き合いどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

使用キットは今月号の第２特集「ファイモールド」のBf109F-2です。

部品構成

エンジンアンダーカウルやインテーク、プロペラ等サブタイプの違いは別パーツとして再現されています。

今回の「いぬ・犬」のマーキングは「Josef Heinzeller」の乗機としました。
デカールは「Authentic Decals」使用です。

塗装はインストの指示に従って、RLM02/RLM71/RLM65としました。

製作

コックピットから製作開始です。
RLM 66でスプレーしたのち、チョコチョコと色をつけてドライブラシしておきます。

シートベルトは、おなじみエデュアルドの塗装済みエッチングパーツです。
コックピットは、タミヤ同様機体を貼り合わせたのちでも挿入できますので
胴体の整形が済んで主翼との接着前に取り付けると、サンディングの削りカスが入らないので良いでしょう。

主翼と胴体を接着すると、下面ラジエーターフラップの部分に段差ができるので　プラペーパーを貼り付けると、パテよりも簡単に解決できます。		このあと余分を削り取れば完成です。

エンジンカウルを接着したら、伸ばしランナーでヒンジを再現しておきます。
エアインテーク横にあるラインも目立つで、同じく伸ばしランナーで再現しておきます。

キャノピーのマスキングは、今回もマスキングシートを使用いたしました。		台紙（フィルム）から剥がす際は、いきなりピンセットで剥がすと伸びて変形してしましますので　カッターナイフの刃で起こすようにして剥がしてからピンセットで貼り付けます。（ハセガワとファインモールドしか対応していないのが残念です。フジミの日本機用などもあれば便利なのですが・・・・・・・なにか大人の事情があるのでしょうか・・・・・・・）

キャノピーフレーム内側の色となるRLM66を先にスプレーします。		上面色RLM02をスプレーしてマスキングを剥がせば完成です。マスキングシートがピッタリサイズなので何の修正もいりません。

主翼のピトー管は真鍮パイプで作り替えます。		ピンバイスのドリルを0.3mmから始めて0.5mm、0.6mmと順番に穴を大きくしていきます。このあと、真鍮パイプ（0.6mm）を瞬間接着剤で接着したら、プライマーを塗っておきます。

塗装

機体の塗装に掛かります。機首部分のRLM04を先に塗装したらマスキングテープでマスキングします。脚収納部などのマスキングはマスキングテープをだいたいの形に貼り付けてから木工用ボンドを筆で隙間に塗りつけておこなっています。		全体をRLM65でスプレーします。
マスキングしてRLM02/RLM71を塗り分けます。		さらにリダータシンナーで薄めた塗料で、胴体側面のモットリングをスプレーします。

シルバリング防止のために、クリアー塗料で全体をツヤ有りにスプレーしてからデカールを貼り付けます。後日デカールが完全に乾燥したら、半ツヤクリアーを全体にスプレーしてツヤを整えます。

キャノピーを接着します。ファインモールドのキットでは、キャノピー前部と胴体の間に隙間ができます。		ここは毎回、パテは使用せずに塗料で隙間を埋めるようにして修正しています。


綺麗に修正できました。		今回の「Josef Heinzeller」の機体には、前部キャノピーに防弾ガラスが装着されています。ファインモールドのこのキットにはそのパーツがありませんのでタミヤの1/72 Bf109E-4より防弾ガラスのみ頂きました。

アンテナ支柱は取り付け用のタボが小さく、アンテナ線の張力に耐えられませんのでランナーに付いている状態で０．２mmのピアノ線を埋め込んでおきます。		ピトー管には、０．２mmのピアノ線を差し込んで接着します。

アンテナ線を張ったら、濃いめの塗料で碍子を再現しておきます。