Home >　レベル・ファイターシリーズを追って　（Bf109F～G異聞　２） レベル・ファイターシリーズを追って （Bf109F～G異聞　２） by　 コルディッツ 　かつてBf109Fの作りごたえのあるキットは、それぞれ欠点はありますが、レベル1/32と フロッグ1/72しかなかったかと。F型はBf109シリーズの中でも、一番空力的に洗練され、 「アフリカの星」の愛機でもあることから、中学生、高校生時代の私の一番人気でした。 　そんな訳で厳密にはレベル・ファイターシリーズから外れてしまいますが、F型を巡って のちょっとした情報を提供させていただきたいと思います。 　Bf109Fはモスクワ郊外のロシア空軍博物館にあると聞いていますが、こちらは未見 です。しかしモスクワよりはもう少し行きやすいカナダの首都オタワ郊外にある、カナダ 航空博物館で拝観しました。またG型の初期タイプはF型と似ていると聞いていましたが、 確かにベルリンのガトウ空港跡にあるドイツ空軍博物館のG２は最初見たときFと思いま した。ハノーファー・ラターゼン航空博物館のG2もF型かと… 　カナダ航空博物館はオタワ郊外にあります。私はオタワ市内の戦争博物館で場所を 確認し、レンタサイクルを利用して３０分くらいで着きました。一般に英語圏の国家は、 兵器は国民の財産であり、軍事情報は国民に公開する義務があると考えているようで、 戦争博物館や航空博物館、戦車博物館等についての情報が巷に豊富で、アクセスしや すくなっています。 　ガトウのドイツ空軍博物館は、シュパンダウから路線バスで行きましたが、観光案内所 等での下調べが不十分で、入口とは正反対のバス停で下車してしまい、大回りしたので、 たいそう草臥れましたが、コレクションが豊富です。日本ではあまり紹介されていないのが 残念でした。 　　　 　　カナダ航空博物館のBf109F4。　２００４年７月撮影 　ガトウのドイツ空軍博物館のG2型。ただしHA１１１２M１Lを改造した物のようです。 　２００５年７月撮影 　　 Home　＞レベル・ファイターシリーズを追って　（Bf109F～G異聞　２）

Vol64 2014 February　　 www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved　/editor　Hiromichi Taguchi　田口博通
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