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誌上個展

青い天使たち 
F9F-2パンサー、F11F-1タイガー(ハセガワ1/72)
F9F-5パンサー(レベル1/72)

by ヒサマロ




 こんにちはヒサマロです。今回の特集はアメリカ海軍のジェット機ということですので、海軍の空の広報と言えば青いシックな装いをしたブルーエンジェルスですよね。 そこで今回は歴代の機体から初のジェット機となったパンサーと我ら還暦世代にはエンジェルスといったらまず真っ先に思い浮かぶのがタイガーですのでこの2機種を取り上げたいと思います。




 まずはパンサーから行きます。使用したキットはハセガワとドイツレベルの1/72です。レベルのは元はマッチボックスから出ていたものです。どちらも古いキットですが現在も流通しております。ハセガワのF9F-2は70年代終わりに発売されたものですがこれぞプラモデルのお手本といったキットです。各パーツを塗装して説明書通りに組めばあっという間に形になります。パテなど無用です。 今回は飛行姿勢としたので脚関係を省略できたので特に楽でした。ミスターカラーの328番ブルーで全身塗って8番銀で翼前縁を塗って塗装はおしまいです。ハセガワのキットにはブルーエンジェルスのデカールは入っていないのでレベルのキットから拝借しました。レベルのは先ほど述べたようにマッチボックスのキットですので細部はかなり大雑把ですが全体のフォルムは悪くありません。

F9F-2パンサー(ハセガワ1/72)







ハセガワのパンサーは機首がスマートでパンサーらしさにかけると言われていますがレベルの方はそれなりに不敵な面構えをしております。組立は結構あちこちに隙間ができるのでパテのご厄介になり、ハセガワのキットとはえらい違いです。操縦席はサイドコンソールはそれらしく出来ており実感はありますが計器盤は表面がでこぼこしたものが浮いてるだけですので裏表逆にしてデカールを貼ります。 また胴体と計器盤を接着する際もかなり削り合わせをしないと入りません。パイロットは出来がいいのでユニフォームをブルーにヘルメットはイェローに塗ります。細部はお粗末なので今回は飛行姿勢にしたハセガワから脚柱とタイヤは流用させてもらいました。塗装はF9F-2とほぼ同じですが銀色の部分が大きく増えています。後部キャノピーの白い部分が少し太かったかな。

F9F-5パンサー(レベル1/72)











 次はハセガワのF11F-1タイガーですがこれも良く出来たキットです。うるさいことを言わなければあっという間に出来上がります。手を入れたところは主翼の下面にパイロン取り付け穴が開いているのでふさいだこととスモーク用のパイプを胴体左側から0.3ミリ真鍮線で付け足したくらいです。 うーんやっぱりタイガーは美しいですね。グラマン鉄工所で作った飛行機の中で唯一の柳腰の美人じゃないですかね。後はパワフルなヤンキー娘丸出しだものね。

F11F-1タイガー(ハセガワ1/72)




このタイガーは機首の短い初期型もブルーエンジェルスは採用しています。ハセガワから機首の部分をレジンで用意してあるキットが出ていましたのでいつかこれも製作してみたいです。 その前にお宝ボックスに入っているモノグラムの4機編隊のタイガー初期型(約1/100)も作らないと、いやいやその前にF9F-8クーガーかとか夢はどんどん広がって行くのですが果たしてどうなることやら・・・




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Vol65 2014 March  www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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