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誌上個展

   「BIG TAIL」

by JG301



こんにちは。
今回は、通称「BIG TAIL」と呼ばれているのを作ってみました。と云っても尻尾のデカイ怪獣のお話では無いんです(^^:
昔々、第2次大戦に登場したドイツ空軍の空冷Fw 190 A型戦闘機、当初は連合軍も、びっくりの戦果を上げたらしいですが高空性能がイマイチだったようで
(野球ならホームラン打つけど守備が・・・でしょうか?)それでも色々と改良されエンジン出力を上げたり30ミリ砲やロケット弾,おまけにコックピット両側に
鉄板焼きプレート?を貼り付けられたりしてメタボ化しながらも馬車馬の活躍をしますが、やはり「何とかせんと!」「いつ?」「今でしょ!」で、めでたく?
登場したのが液冷ユモエンジン搭載のFw190 D型、ただユモ独特のラジエーター前面配置のデザインもあって機首が間延び、仕方なくバランスを取る為に
胴体後部に寸胴?で延長して対応?するんですが、これ日本人には思いもよらぬ所業では無いでしょうか・・・
他のドイツ機にも見られる「必要なんは付けたらエエ」「細かいことは気にせん」的「質実剛健」がドイツ機の魅力の一つなのかも知れませんね。

前置きが長くなりました。そのFw190 D-9型 に後発のTa152戦闘機と同様な大型の垂直尾翼「BIG TAIL」を着けたのが極わずかながら存在したと云うお話です。
この「BIG TAIL」キットも既にあるんですが今回は棚に積まれたキット達の視線も有って在庫から2キット合体で作ることに・・・・

(写真)





キットはタミヤFw190 D-9 1/72を基本にドラゴンTa152 H-1の1/72をアップデートパーツ代わりに使ってます。マーキングですがへそ曲がりの私は、現在
発表されている3機からでは無く(白の7)にしてみました。この(白の7)実機写真では肝心の垂直尾翼が確認、出来無いんですが基本塗装からして
「BIG TAIL」を着けている可能性が高いと言うことでの「もしかしたらモデリング」です(^^:それと1/72ですのでスケールエフェクトを強めて塗ってみました。
このスケールエフェクトについては、すでに多くの方がご存知とは、思いますが、先達が素晴らしい記事を書いておられますので宜しければこちらを。
http://www.arttdc.com/plamo/zasso/scaleeffect.htm

では、又  Happy Modeling !!







参考文献 The Focke-Wulf Fw190 Dora Vol1 Vol 2 Jerry Crandall
Focke-Wulf Fw190D Camouflage & Markings PtⅠ Pt Ⅱ Japo

後記

皆さん、1964年と言えば何を想われますか?おそらく東京オリンピックの開催された年と想われる方が多いのではないでしょうか?(2020年楽しみです!)
ただ同年はIPMS USAの創設された年でもあります。それから半世紀IPMS USAの50周年記念の全米大会がこの8月にヴァージニア州ハンプトンで開催されます。
50年、半世紀、半世期、是非、私も行ってみようと思っております。
そこで、皆さん、少し遠いですし、さすがの新幹線もハンプトンまでは・・・・ですが、会場でお会い出きれば、嬉しいです。是非、御一考を!!
http://www.ipmsusa2014.com/






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