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ケッテンクラート

by  コルディッツ

 ケッテンクラートを知ったのはタミヤの模型からでした。バイクの両脇にキャタピラを
つけたような奇妙な風貌に魅かれ、また戦車や装甲車と違って身近な感じがしたこと、
タミヤのキットの組みやすさ、同梱されたドイツ歩兵と肩に担ぐMG42にあこがれて、
ずいぶん購入しました。その頃、バイクを乗り回している同級生から「ケッテンクラート
の方向転換はどういう仕組みだ?」と聞かれて答えられず、その後自分が運転免許を
取ったら、なるほど疑問でした。今でもよくわかりませんが、戦時に不釣り合いな高級な
機構だったことは理解し、実にドイツらしい兵器だと思いました。
 映画「パットン大戦車軍団」のバルジ戦で、ケッテンクラートがドイツ歩兵と共に移動
するシーンがありますが、何度見ても飽きない名シーンだと思います。
 ドイツ軍はケッテンクラートを色々な所に配備したようで、ノルウェーのナルビク戦争
博物館に展示されているのを見たときは、北極圏まで持ってくるなんてドイツ人って本当
に働き者だと感心したものです。


 ナルビク戦争博物館にて   2002年7月撮影



 博物館前に展示のオチキスH39? ナルビク戦でフランス軍が使用したものでしょうか?



ムンスター戦車博物館にて     2012年11月撮影


 




ムンスター戦車博物館にて 2輌目 後方はフンメル、ストームタイガー


  


ジンスハイム技術博物館にて  2012年11月撮影

 連装機銃装備のケッテンクラートは存在したのでしょうか?



 ジンスハイム技術にて 2輌目 ケーブル敷設用?


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Vol69 2014 May   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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