ウーズレー(Wolseley)は、1905年に創業したイギリスの古参自動車会社で BMC の傘下に入った後、現在の、ウーズレー・ブランドは、2005年にMGローバーを買収した中国の自動車会社・南京汽車が所有しています。
モデルになっている1904年型ウーズレーは、6馬力単気筒エンジンを動力とした2人乗りの自動車で、世界で初めて 水平型のエンジンをつんだ車として知られています。
エンジン→ミッション→チェーン→リアアクセル→後輪という動力伝達系を採用していました。 |
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ウーズレーは日本の「いすゞ自動車」との関わり合いが古く、第一次世界大戦後、東京石川島造船所は、1918年、ウーズレーと提携を結び、1922年に「ウーズレーA9型乗用車」の国産化し、1924年、「ウーズレーCP型1.5トン積みトラック」を完成しています。1927年、ウーズレー社との提携を解消、車名も工場に近くの隅田川に因む「スミダ」と改め、純国産車の生産をはじめ、この東京石川造船所の自動車部門が、後にいすゞ自動車となっています。 |