それでは製作に入りましょう。まずはお約束のコクピットからですが、ここはパイロット、座席、ヘッドレスト、計器フードが一体となった部品一個のみというきわめてシンプルです。しかもパイロットの顔はノッペラボウです。一瞬作り直そうかなという気持ちが頭をもたげましたが、いやいやこのキットの味を生かして作らなければと思い直し素直に塗装して胴体に取り付けます。後はブラックグレーを塗っておしまいです。可動部になっているラダーを挟んで胴体左右を接着し、水平尾翼を取り付けます。 |
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次に主翼ですが、脚が可動式になっていますが、そのままだとフォッケの特長である斜めに傾いた脚柱にならないので伸ばしランナーで斜めの支柱を自作しちょうど良い角度になるように固定します。エルロンも可動式にしたためか本来は翼端まで伸びているはずですが途中で切れた形になっていますがそのままとしました。また上翼にフラップがあるような筋彫りがされていますが実際には下翼だけですのでパテで埋めました。外翼のMGFF砲のバルジは下面にしっかりとモールドされていますが内翼上面にあるMG151/20バルジがモールドされていません。けっこう複雑な形をしているのでここも省略しました。 |