アカデミーやドラゴンなどのアジアのキットを見かけ始めた頃は、私の模型への関心が 最低の時期でしたが、アカデミー72のP40Bは、320円(当時)という激安価格と、スペクタクル映画風のボックスアートに魅かれて、つい買ってしまいました。
スペクタクル映画風に見えたのは、日本機の攻撃で混乱するフライング・タイガーズの 基地で、中華民国軍の味方であることを示すフライトジャケットを着た米人パイロットが、 離陸準備の出来たトマホークに駆け寄るという、戦争映画で見たような情景だったからです。値段とそんな理由で購入したので、あまり期待していなかったキットですが、組み立ててみると、参考にしたであろう古のフロッグのP40Bよりも良く、以後アカデミー72のP40系列を集めるようになりました。
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中でもE型はアリューシャン・タイガ―のデカール入りだったので、大いに気に入ったものです。
ところで、このP40Bを買ったのを機にフライング・タイガ―ズ部隊史を調べてみたら、活動は真珠湾攻撃以後と知り、ちょっと意外でした。またP40は、米陸軍航空隊に配属
された戦闘機(追撃機)の中で、珍しく技術面での新機軸のない機体だったようで…
今回の写真は、2013年7月のダックスフォードのエアショー(フライング・レジェンド)で、 P40C型、F型、N型が揃い踏みした時のものです。
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