アメリカ海軍大戦機で一番の働き者は、ダグラスSBDドーントレス索敵爆撃機だと断定してよいと思います。開戦から終戦まで第一線にあり、転換点となったミッドウェー海戦の勝利の立役者であり、坂井三郎を負傷させて後方に追いやった機体でもあります。
よってアメリカの航空博物館ではポピュラーな存在ですが、今回は日本と関係の深い空母ミッドウェー博物館に展示されている機体を紹介させていただきます。
ミッドウェーは、退役後サンディエゴ港に停泊し、そのまま空母と海軍航空機の博物館になっていて、街の真ん中にあるので、アクセスに苦労はないと思います。
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展示機は、何せ「トップ・ガン」の街ですから、主に戦後からの現代の機体中心で、F14、F/A18、F4、A4、A6等々となり、大戦機はドーントレスやアヴェンジャー、コルセアくらいですので、現代の米海軍機ファンには最上の場所ではないでしょうか。
展示機をSBD-5とするものもあれば、陸軍のA28パンジーとする資料もありますが、残念ながらリサーチが行き届かず、由来不明で申し訳ございません。
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