ハセガワ製の1/48で現在でも入手可能なキットです。機体全面には凹のパネルラインとリベットが施してあり又組み立てやすさを考慮した好感のもてるキットでした。デカールはハセガワでは珍しく隠蔽性と発色が良いものでした。例によって展示機と同じ内容に近づけるために電子機器、エンジン、エアブレーキ、フライバイワイアなど自作することにしました。素材は全てプラ版とプラ棒、伸ばしランナーを使用しました。各パネルはキットをカッターナイフで切り取、裏面をヤスリかけとサンドペーパーで0.3~0.5mmの厚さに削りました。中には削るうちに先端部が消滅してしまい丸くなったりしました。 |
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これは使い物にならず別途0.3mmのプラ版でパネルを作りました。各パネル縁にはピンバイスで0.4mmのリベット穴をあけました。コクピット、足回り等は写真を基に追加工作を行いました。ジェットエンジンの製作について何を主体に作ればよいか悩みました。実物を見ると金属の固まりで又さまざまな金属の質感で構成されています。その質感の違いがうまく表現できればエンジンらしくなると思いました。エンジンの本体よりそれを取り巻くパイプ類を伸ばしランナーで表現してラッカー系の金属色に変化をつけました。多少キラキラ過ぎた感はありますが概ね満足のいくものになりました。 |