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誌上個展

(Photo)米陸軍大戦機と言えば…C47/DC3

by  コルディッツ

 第二次世界大戦の欧州戦線で連合軍最高指揮官を務めたアイゼンハワー元帥が、 米軍の勝利に寄与したものとして「C47、ジープ、バズーカ砲」を上げたように、米陸軍 大戦機の話題からは、C47を外せないと思いました。C47の母体は民間航空機史上、 最高傑作機であるダグラスDC3であること、DC3の貨物ドアを替えて、床面を補強して 軍事用に改造したもので、さらにDC3も徴用されて世界中で活躍したこと、ソ連や日本で も独自の改修を加えてライセンス生産されたことなど、皆様ご存じの事と思います。  今回は、C47/DC3のワールドワイドな展開を称賛してみようと思い、米英以外で撮影 したC47/DC3の写真を整理してみました。正直、どこの航空博物館にもありそうな機体 なので、記録媒体の容量が危機的状態の時や、博物館見学の時間不足の時は、カメラ を向けなかったこともあり、不十分な記録で申し訳ございません。しかし世界各国で愛用 されていた様子を感じられるかと思います。
 プラモデルでは各社各スケールでリリースされていますが、私は高校1年生の時に、日東 の1/100のC47を作りました。インベンション・ストライプまとい、空挺兵を降下させている ボックスアートと記憶しています。現在の童友社版には、大戦機版はないようで残念です。


中華人民共和国空軍のC47?
 中国空軍博物館(大湯山、北京)にて 2004年5月撮影  




中華民国民用航空局のC47A(B125)
 航空科学館(桃園国際空港)にて 2007年12月撮影  




オーストラリア空軍のC47B(A65-114)
 南オーストラリア航空博物館(ポートアデレード)にて 2015年1月撮影  




 カナダ空軍のDC3? カナダ軍用機歴史遺産博物館(マウントホープ、オンタリオ州)にて
2006年4月撮影




以下の2機はアイスランドのレイキャビク空港で撮影した機体ですが、謎があります。
 アイスランド航空のC47A(TF-NPK) このコードレターの機体は、 アイスランド北部
アークレイリにある航空博物館のコレクションのはずですが、なぜレイキャビクに?
 レイキャビク空港にて 2011年7月撮影




米軍インベンション・ストライプのC47?映画撮影用なんでしょうか?




ノルウェー空軍のC47A ノルウェー空軍博物館(ガーデモエン、オスロ)にて
  2012年8月撮影




C47A(OY-DOA) デンマーク技術博物館(ヘルシンガー)にて
2008年12月撮影




スウェーデン空軍のDC3(TP79007) 姉妹機のTP79001号機は、1951年にバルト、
 海上空でソ連空軍のミグ15に撃墜されています。
 スウェーデン空軍博物館(マルメン、リンシェーピング)にて 2014年6月撮影




フィンランド空軍のC47A(DO-4)
 この機体は映画「遠すぎた橋」で英軍機に扮して活躍しています。
 フィンランド中央航空博物館(ティッカコスキ、ユバスクラ  2008年7月撮影




ベルギー空軍のC47B(OT-CWG) ベルギー軍事博物館(ブリュセル)にて
2009年12月撮影




スイスエアラインのC47B(HB-IRN) スイス交通博物館(ルッェルン)にて
2007年10月撮影




ドイツ連邦空軍のC47D(14十01) ドイツ博物館航空機別館(オーバーシュラスハイム、
ミュンヘン)にて 2011年5月撮影




(おまけ) ポーランド空軍のリスノフLi-2(18439102/027)
 ポーランド空軍博物館(クラコウ)にて 2011年5月撮影




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