次に機体の塗装に移りますがドイツ機特有の迷彩となります。塗料はグンゼのラッカー系を使用します。問題は胴体のぼかし迷彩ですが、失敗はしたくないので事前にエアブラシで吹きつけ具合を幾度も練習をしました。ぼかし線は吹き始めと吹き終わりのタッチとそのスピードが重要であることを学習しました。練習の成果があって今回はうまくできたと思います。塗装乾燥後はキット付属のデカールを貼ります。デカール乾燥後タミヤカラーでパネルラインに墨入れします。最後に艶調整でグンゼカラーの全艶消しクリアーを2回ほどエアブラシしました。 |
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全体に艶消しがかなりきつくなった感がありますが、このころは艶が消えることによって色彩に多少の曇りが現れることについての原因がよく判りませんでした。これは半艶消し塗装の上に全艶消し塗料を吹き付けると半艶消しを侵食し相乗効果で艶消しがきつくなることが判ってきました。対策として現在では事前にクリアーを塗り浸食を抑えることにしています。又それは色彩に深みを出す効果があると思います。仕上げ最後に3/4~4/5程度の艶消しクリアー(うすめ)を吹き付けるステップで行うようにしています。
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