初代のブレニム(Mk.4)がエアフィックスから発売されたのは1960年代後半のことで、50年後にリニューアル版がリリースされた訳だが、とにかく素晴らしい出来で、新生エアフィックスを代表するプラモデルとなるだろう。
Mk.1とMk.4にキットが別々に発売されているので、揃えてみるのも 楽しい。
ブリストル ブレニムは 第2次大戦初期のイギリスの中型爆撃機として、中近東、東南アジアにはMk.1が、配備されていた。Mk1はダイヤカットのような機首キャノピーが特徴である。 ブレニムは 加藤ハヤブサ戦闘隊長(飛行第64戦隊)とさしちがえた機としてよく知られている。 |
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また イギリス本国にはMk.4が配備されていたが、機首に銃座、胴体下面にガンパックを取り付けて、重戦闘機として使用され、 バトルオブブリテンではドイツ機を相手に大奮戦している。長く記憶されるべき殊勲機ということで、イギリスの博物館にMk.4が展示されていることもあり、イギリスではMk.4の方が圧倒的に人気があるようだ。
エアフィックスMk.1の箱絵はCGで描かれたもので、東南アジアの山間部の中を、2機の隼に追われ、左エンジンに被弾して煙を出しながら、必死で応戦しながら逃げるブレニムMk.1が素晴らしいタッチで表現されている。よーく見ると隼の尾翼には白い矢印が見え、飛行第64戦隊の隼2型機のようだ。 |