今回作ったのは、1980年代にイタレリから登場した真偽不明ステルス機F19の1/48スケールモデルですが、発売された時には物議があったようです。
某有名航空雑誌には次のような都市伝説のような逸話が掲載されていました。短くまとめると
”米国政府のさる高官が情報公開の場でイタレリのプラモデルを手に証言した内容は、「イタレリのステルス機プラモデルは 垂直尾翼が内側に傾いているが、実機は外側に傾いているので、プラモデラーは自分で改造すべし」であった。” |
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米国高官のお奨めのように 垂直尾翼を外側に傾ける改造は大変なので、目くじらを立てずに、そのまま、作ればいいのではと思います。
真偽不明のいわゆるUFOプラモデルとしては 同イタレリのMIG37と比較すると、米軍機らしい全面曲面の魅力的な形態をしているのではないでしょうか。全体のフォルムは Lockheed
D-21のラインを受け継ぎ、SR91オーロラにいたるラインではないかと想像しています。
さて、艶消しブラックで全面を塗装して出来上がってみると 上から見たその姿は、まるで 「ツチノコ」さんであります。家人は 大きなゴ○○リがいると思ってギョッとしたそうです。1/48ですから、全長がほぼ30cm、それはギョっとするに決まっています。 |