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飛行機プラモデルの製作

連載 1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう No.6

 雷電21型 (ハセガワ 1/72)

by クラキン




 「1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう」の第5回目までグラマン猫族が続きましたので、第6回目は日本海軍の局地戦闘機「雷電」21型です。
キットは無難にハセガワの1/72です。
米軍の大型爆撃機(B29)の迎撃を想定して堀越二郎を設計リーダーとして三菱が開発した迎撃戦闘機です。
爆撃機の高度まで短時間で到達する上昇力とB29に追い付ける速度、強力な武装という条件をクリアするために設計され、当時の日本では高出力の火星エンジン1800馬力を搭載しました。




 箱絵とキットの中身です。 正にB-29を迎撃している力の入った絵です。




 デカールは厚木基地と大村基地の所属機の二種類がついていますが、やはり雷電ですから、長崎県大村基地の第352海軍航空隊、青木義博中尉の搭乗機で作ります。





 モノグラムに負けない出来映えのフィギュアが付いていますが、製作者の腕前の問題でこの辺が限界です。
でも結局のこの青木中尉殿は、乗り損なったまま完成してしまいます。(泣)
 飛行姿勢で作るので、胴体下面の内側にアクリルナットを瞬間接着剤でしっかり固定しておきます。



 完成写真です。
キットの出来はほぼ完璧で、何の問題もなく組みあがります。
飛行姿勢にするための脚カバーのはめ込みもピッタリと決まりました。
デカールの質も申し分ありません。
手を加えたのは機銃口をピンバイスで開口したことと、ピトー管を真鍮で自作したことだけです。




 写真でお判りの通り、完成して最後にキャノピーのマスキングを剥がした時点で「あれ??、
青木中尉殿が居ない・・・」ことに気付きましたが、後の祭りでした。
単なる、「乗せ忘れ」という信じられないミスです。




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