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特集  最近のニューキット

(Photo) ブレンガン・キャリアー

by  コルディッツ
博物館写真

 タミヤの英国趣味に波長が合うのか、AFVからは手を引いたはずなのに、タミヤの新製品を前にして、つい購入してしまうのは、たいてい英軍キットです。 ブレンガン・キャリアーもその例ですが、2005年に48でリリースされた製品を、「最近のニューキット」と称しては、ちょっとおこがましいかと存じますが、しかし 海外の博物館で見かけた実車に、小さな興味深い発見があったので、ご紹介させていただきます。


英国陸軍のブレンガン・キャリアー
 タミヤのキットの見本ではないかと。
 ボービントン戦車博物館(ドーセット州)にて 2010年7月撮影



たぶん自由ベルギー軍のブレンガン・キャリア―
 ヘッドライトが2個のタイプ。
軍事博物館(ブリュセル)にて 2009年12月撮影





スウェーデン戦車博物館所蔵のブレンガン・キャリアー
 ヘッドライト2個でした。
 スウェーデン戦車博物館(アーセナル)にて  2014年6月撮影





車体後方から撮影 (前から見て)右ー中央ー左の状態
  


ヘッドライト1個を右側にセットしたブレンガン・キャリアー
オートテック博物館(ジンスハイム)にて 2012年11月撮影



ヘッドライト2個のブレンガン・キャリアー
 ドイツ戦車博物館(ムンスター)にて 2012年11月撮影



小さな興味深い発見
 次の写真は、英国戦車博物館のモノですが、ハンドルの根元の方にクラッチ
レバーらしきモノがあるのに気付かれると思います



スウェーデン戦車博物館で撮影した写真には、クラッチレバーらしきモノが、
車体中央にセットされているのが分かります。



ところがドイツ戦車博物館には…ない。基盤ごと取り去ってしまったようです。
 捕獲してフィールドグレイに塗り替えてノークラにした…はずもないし(笑)
 博物館と言えども、特に細部には気をつけなくてはと思いました。



(おまけ)       オーストラリアのブレンガン・キャリアー
 オーストラリアの博物館で撮影したブレンガン・キャリア―らしき車体ですが、
両方のフェンダー上にヘッドライトらしきモノがあります。また車体前面装甲板
の角度やキャタピラの幅も、ヨーロッパで見たのと違うような。
 これはもしかしたら、オーストラリアが生産したLP1やLP2なのでしょうか?
 イーストポイント戦争博物館(ダーウィン郊外)にて 2002年2月撮影



また機関銃は、ブレンではなく、ヴィッカースですよね(笑)
 陸軍博物館(パース)にて 2007年2月撮影





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