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飛行機プラモデルの製作

連載 1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう No.7

 ヴォートF4U-4Bコルセア (タミヤ(イタレリ)1/72)

by クラキン

 「1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう」の第7回目はレシプロ戦闘機の最終世代である、タミヤ(イタレリ)のヴォートF4U-4Bコルセアです。




  実機は逆ガルウィングで有名ですが、これは大馬力エンジン+大径プロペラに対して主脚を短くコンパクトにするための発想です。
初飛行は1940年ですが、対戦終了後も朝鮮戦争で戦闘攻撃機として活躍し、ミグ15の撃墜記録もあります。
Wikiによると、中南米では最近まで現役で使用され、1969年7月には、ホンジュラス空軍のコルセアとエルサルバドル空軍のP-51がレシプロ戦闘機同士の最後の空中戦を行ったそうです。




 キットの中身です。 
サークルのメンバーの放出品で箱は無く、デカールも死に掛けていますし、主翼パーツの一部にひび割れもあります。
デカールは1950年の朝鮮戦争時の空母バレーフォージの第53戦闘飛行隊の1種類しか付いていませんが、私の好きなグロスシーブルーの塗装なので、マイクロスケールの「リキッドデカールフィルム」で復活させて、そのまま使いました。




 キットはコルセアの特徴であるオフセットした垂直尾翼もきちんと再現されていて、なかなか良い出来だと思います。
飛行姿勢にする時に鬼門となる脚カバーの合いも良いです。
パイロットのフィギュアが付いていませんので、ジャンクパーツの中から、それらしき物を選んで乗せました。
唯一の問題は主翼下の吊るし物が取り付け辛いことです。

  


 塗装はクレオスのグロシーブルーを吹き、デカールを貼った後で、全体にクリアを吹いて乾燥後、コンパウンドで軽く磨いてから、コーティングポリマーで仕上げました。 レシプロ機はこれで一旦終了し、次回からはジェット機になります。




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