さて、塗装。“ホントですか?”と思う指定色もあるが、昔のようにそれに従う。単純な塗装なので、短時間で完了。細部塗装はしない。古いキットには細かい色指示などないのだ。簡単でいいや。デカールは黄変しており、見ただけで分るほど破壊していたので、使用を諦める。その辺りにある余りデカールをかき集め、貼る。ホンモノの米軍マークは青地不要かもしれないが、都合よくそんなデカールはないし、しかも戦中タイプしかなかったので袖に赤線デカールを貼る。この辺りに白い文字があるとイイナ、くらいの感覚で胴体や翼に超テキトウに貼る。メチャメチャだが、気にならない。昔は「余ったシールは好きなところに貼りましょう」だったので、これでいいのだ。そして、完成。
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眺める。胴体は単純な線だし、主翼は外翼が広すぎる。そもそも5Nというが、本当か? と思わないでもないが、そのマイナス印象よりも、妙にコルセアっぽく訴えてくる主張がいい。イメージを絵に描いたようなコルセア感で、カッコいい。これはこれでイイじゃないか、プラモデルっぽいぞ! |