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(Photo)祝還暦 ミラージュⅢO イン オーストラリア
by コルディッツ
飛行機実機写真
ミラージュの原型となるミステール・デルタの初飛行は1956年11月17日なので、今年で還暦! 自分の年齢に近いので、何だか信じたくないです(笑)
ミラージュ戦闘機を知ったのは、タミヤ100のミニジェットシリーズでしたが、水平尾翼がないのをとても奇妙に感じていました。
リアルタイムで第三次中東戦争、いわゆる「6日間戦争」でのミラージュの活躍は耳にしましたが、当時はベトナム戦争真っ盛りでしたので、ミラージュについては関心を向けませんでした。
ところがオーストラリアの航空博物館巡りをしていたら、ミラージュを大切に展示しているのに、ちょっとビックリしました。英連邦なので、ヒコーキはひねた英国産か肥えた米国産だろうと決めつけていた所に、いきなりエレガントな(?)フランス産でしたから。
オーストラリアの航空機産業にとってはミラージュの技術レベルは適切だったようで、同国空軍仕様のO型をライセンス生産しています。又オーストラリアの最初の超音速戦闘機として、愛されているようです。
GAF(オーストラリア政府航空機工場)製造 ミラージュⅢO A3-45
国立オーストラリア航空博物館(モーラビアン、メルボルン郊外)にて 2010年8月撮影
オーストラリア空軍は1965年から1989年までミラージュを運用、パタワース 基地(マレーシア)に展開していました。その後F-18ホーネットに転換されて退役。一部はパキスタンに売却されています。
全体の塗装はフランス空軍に 準じているようです。
ミラージュⅢO A3-16 2015年1月撮影
クラシックジェット戦闘機博物館(パラフィールド、アデレード郊外)にて ダッソー社で製造された機体なのか、オーストラリアで組み立てられた機体なのか、リサーチ不足で不明で、ごめんなさい。
第三次中東戦争での空中戦は機関砲でしたから、アナログ式の照準器や 計器で良かったのでしょうね。
博物館スタッフがスポイラー(?)を出してくれました。
急に上下面とも同時に 開いたので、ちょっとビックリしました。
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