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連載 1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう No.16

F-4JファントムⅡ (フジミ 1/72)

by クラキン




「1/72飛行機を飛行姿勢で作ろう」の16回目は、「ガルグレー/ホワイトのハイビジ塗装シリーズ」の第10弾で、いよいよ「真打登場」です。
ガルグレー、ハイビジ、ベトナムと来れば、イコール、ファントムⅡでしょ。
フジミのF-4JファントムⅡです。




 マクドネル社が開発した超音速艦上戦闘機の傑作です。
58年に初飛行、60年から運用開始され、ベトナム戦争での大活躍、湾岸戦争を経て、米海軍では86年、海兵隊では92年、空軍では96年に退役するまで現役で運用されました。
米国だけでなく、日本も含めて15ケ国で採用され、運用開始から半世紀以上経った2015年現在でも6ケ国で現役で活躍しています。
総生産機数は5195機となり、戦後の西側のジェット戦闘機の中では文句なしの最多数です。
(詳しくはウィキペディアにて)




 キットはフジミの古いキットでインストの著作権表示は1997年になっています。
F-4JとC又はD型が選べるコンパチキットで、デカールも海軍、海兵隊、空軍で全部で6種類付属しています。
今回はその中から空母ミッドウェイに搭載されていた海軍の第151戦闘飛行隊(VF-151)のものを選びました。
デカールには全部で70個以上のコーションデカールが含まれていましたが、面倒だし効果も無いので15枚くらいは省略しました。
キットはパーツ精度も良く、綺麗な筋彫りで作り易かったです。




 コックピットは72としては十分なディテールで、計器盤は全てデカール表現です。 パイロットは付属していないので、別売のレジン製のフィギュアを奮発しました。




兵装は胴体に直付けのスパロー4発とパイロン装備のサイドワインダー4発です。 増槽タンク3個のうち、中央の胴体直下の1個は飛行姿勢用スタンド取り付けの都合で装備していません。




 塗装はいつものようにパネルラインに沿って黒のシャドウを細吹きして、これを若干残しながら基本塗装を行う方法を取っています。




 派手な垂直尾翼のデカールが曲者で、右側は綺麗に貼れましたが、左側は少し歪んでしまいました。






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