考えてみるに、こうした模型の対象は小学生高学年〜中学生くらいであり、模型屋ではなく、近所のおもちゃ屋、学校近所の文房具店で購入されることが殆どであったと思われます。さらに塗料なんと持っている子供は殆どおらず、大多数の少年たちはこのように素組ですませていたはずです。いちいちディテールなんて気にしたはずが有りません。パーツをランナーからむしりとって付属の接着剤をベタベタと付けて、半日で完成させ手に持ってブーンと遊んでいたと思われます(自分がそうだった)。 |
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そうしたガキ達の手荒い扱いに耐えるためには繊細なパーツはかえって不要であり、このようなごつごつとした全体的に太めの構成となっているのかなあと思ったりします。まあ単に技術がなかっただけかもしれませんが。
簡単に出来るかと思っていましたが、合わせは悪いしスキマは大きいし、翼の後縁の修正(パテ埋めしました)などで案外時間を取られました。どうせならばと日の丸は初めて手書きにチャレンジしたりで、なお時間がかかりました。 |