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　　マッキMC.72 （DELTA2 1/72）

by TOSHI

　2基のエンジンで二重反転プロペラを駆動するというモンスターマシンですが、1931年の最後のシュナイダー杯には間に合わなかったという不運な機体です。

その後、1934年に709km/hという速度記録を打ち立てています。

　同好会の友人からの頂き物です。素性は？なのですが1/72にしては手間取りました。
翼とフロートに設置されたラジエター部が特徴なのですが、キットのままでは隙間だらけですのでプラペーパにすじ彫りをして貼り付けています。

完成すると赤い機体がカッコイイですよね。ライバルの英国機（スーパーマリンS6B）も作りたいものです。

（製作過程）

P-1 箱、インストの表記全てがイタリア語のみですが組立てには問題ありません。裏面に4面図があり、製作の参考になります。		P-2 簡易インジェクションらしくパーツの出来はそれなりです。

P-3 プロペラの長さが違うのにはビックリです。		P-4 プラ板を削ってプロペラを作ります。

P-5 二重反転プロペラが軽く回るように真鍮管で細工します。		P-6 コックピット内部をそれらしくスクラッチしています。

P-7 フロート表面のラジエターのモールドは全て削り取ります。		P-8 フロート支柱も分厚すぎるのでプラ材で新造します。

P-9 風防を絞るための型をプラブロックを削って作ります。塩ビ板を絞ります。		P-10 真鍮管で風防開閉用のヒンジを作りました。

P-11 胴体側の切り込みが大きすぎるので絞った風防の一部を胴体側に貼り付けます。		P-12 絞った風防にプラペーパを貼り付けて枠を表現しました。

P-13 開閉可能な風防が完成しました。		P-14 機首部はオイルタンクが露出しています。ラジエターはプラペーパにすじ彫りして貼り付けています。

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