先月号で、次はプラモデルに関係ある飛行機と宣言しました。そこで今回は二式大型飛行艇をとりあげて、すごくプラモデルっぽい内容にしました。
二式大艇は、実機が鹿屋にある・・・はずです。行ったことはありません。写真はその機体が「船の科学館」にあったときのもの。紙ヤキ写真なので変色が始まっていますが、撮っておいてよかった。「船の科学館」では「船の科学館 資料ガイド」という冊子を製作していて、その第2巻は『二式大型飛行艇』です。40ページの冊子ですが、米国から返還されたときの塗装ボロボロ状態の写真や室内写真がたくさん掲載された、本当に資料性が高い内容です。ここで表紙でも掲載すれば分りやすいのですが、これは版権の心配があるので断念です。 |
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キットでは、ハセガワとアリイ(旧LS)が代表でしょう。前者は、長谷川製作所が飛行機の72シリーズを展開し始めた初期にキット化したもの。当然ながら、全面に凸リベットが打たれています。今ならばリベット表現がないツルッとした表面処理だったのでしょうが、そうなればなったで、リベットを打ちたい人も出てくると思います。そうでなくても、日本機ならは塗装剥離表現がしたくなるというものです。 |