前脚は細い軸が上下分割です。さすがに芯を入れました。胴体との接着は祈りの時間です。後脚は見えにくいので、角度などにはこだわらず強度重視で接着します。大事なことは、前後4つのタイヤを“それなりに”着地するようにすることです。主翼端の補助輪は、長さが全然足りませんから、根元で延長しました。それでですが、Yak-28や旧型のYak-25の写真をよ~く見たら、地上で左右どちらかに傾いていたり、あげくは片方の補助輪が浮いていることも珍しくないのです。これは模型的にはイイですね、片方浮いていても“実感あるね”といえばよいのです。 |
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幸い、キャノピーはよく合います。隙間は驚くほどは生じません。細かいアンテナ類はキットにありません。私も付けません。面倒ですから。パイロンも付けません。武装は付けない、という私の主義です。燃料タンクならば付けるのですが、キットにはありません。
塗装は銀で、楽です。ツヤを落とした銀を全面に塗り、これに輝く銀を軽くムラに重ねます。ところどころ、2回塗り、3回塗りをして変化をつけます。次にパネルラインを、黒を加えた銀を使いって面相筆でクタクタとなぞります。動翼の境目は、もう少し黒い銀を塗ります。最後に輝く銀を、凸部分や尖った部分に塗ります。・・・全然、楽じゃないですね。あとは、適当な灰色や青緑、黒でチョチョっと塗れば、だいたい塗り終わりです。デカールを貼って、完成です。 |