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(Photo) マッキMC.205V ヴェルトロ

by  コルディッツ
博物館実機写真

 昨年の暮れ、14年ぶりにイタリア軍事航空史博物館(イタリア空軍博物館)を再訪する機会に恵まれました。新設の展示ハンガーがあり、コレクションも増えていましたので、ご紹介させていただきます。第1号は戌年でもありますので、ヴェルトロ=グレイハウンドの愛称を持つ、マッキMC.205Vを選ばせていただきました。
 前回の拝観は盛夏の時期で、ブラッチャーノ駅との往復は徒歩で、熱中症になりかけたので、今回は駅からタクシーの予定でした。ネットで料金は片道15€と調べておきました。ところが駅前にタクシーの姿はなく、観光案内所はクローズ! シーズンオフの観光は避けた方が良かったようです。
 やむなく歩きで博物館往復を再現しましたが、一度歩いているせいか片道一時間で済んだので、14年経っても体力は維持していたと気分良好でした。
しかしその夜中、「こむら返り」が両足に起きて、呻き声を上げるという醜態をさらしました…日頃の運動不足が祟ったようで…
 なおブラッチャーノ駅までの鉄道は、ローマ・テルミニ駅発着便はなくなっていて、テルミニから地下鉄で市内オスティエンセ駅に移動し乗車しました。
片道1時間35分、料金は3€でした。(市内ヴァッレ・アウレリア駅も利用可能)


 マッキMC.205V ヴェルトロ  MM.9546 イタリア共同交戦空軍
 イタリア軍事航空史博物館(Vigna di Valle)にて  2017年12月撮影


前代のMC.202のエンジンをフィアットRA.1050 RC.58ティフォーネ(ダイムラー・ ベンツ社DB605のライセンス生産、1,475hp))に換装してパワーアップすることで、 640km/hの最大速度と20mm機関砲2門の主翼装備を達成しました。


MC202と比べ、機首下部に増設した2基のオイル・クーラーが精悍さを加えた と思います。しかし正面から見ると「穴だらけ」の感がありました。
 プロペラ表面の図柄は「刀剣」のようです。


プロペラと機首の迷彩を一致させて展示しているのは面白かったです。
 また機首下面の塗装(ライトブルー?)は、意外に幅が狭いかと。








 主翼の20mm機関砲のフェアリングは、パーティングライン?が、 はっきり見えました。













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