タービンエンジンはハインケルのヒルトHeS011を予定していましたが完成出来ずに、V1には既存のユンカースJumo004Bを装備で進められましたが、この試作機体にはモックアップ(ダミー)をつけた状態で発見されています。
1944年末の緊急戦闘機計画(ドイツ第2世代ジェット)にエントリーしたものの、競合のフォッケウルフのTa183に破れ(本機もついに完成しなかったですが 部分モックアップのみ)その後、自社開発で可変後退翼研究用に進められました(地上で後退角固定変更)
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実機の資料はアメリカに持ち帰られ(自由フランス軍と奪い合った様です)、ベル社でXー5としてコピーが製造され最初の可変後退翼研究機として進空します。(1947年)
エンジンはアリソン社製タービン J35A17を装備。
その後は周知の通り、ノースアメリカンのFJ–1(直線翼)を豹変させFJ-2(空軍型ではF−86)を誕生させることになります。
参考資料 Luftwaffe Emergency Fighters 英オスプレイ出版 ISBN-10: 1472819942 |