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誌上個展

   KPの旧作を作る 第2回

   MiG-17PF (KP 1/72)

by akaihoshi2004

 KPは東西冷戦がまだ終わっていない1980年台から東側の軍用機をキット化しているチェコのプラモデルメーカーです。当時は謎に包まれていたソ連戦闘機をKPの模型で振り返ります。

 MiG-17はMiG-15を基に発展した機体で、より強い後退角の主翼と改良されたエンジンを搭載していました。最大速度はマッハ0.97と惜しくも音速突破は成りませんでしたが、上昇性能を除く全ての性能でMiG-15を上回り、ソ連本国をはじめ共産圏諸国で広く使用されました。



BOXアートは高空に向けて上昇中のMiG-17PFで、チェコスロバキア空軍ありし日の雄姿です。さすが実機を配備した国のキットメーカーだけあって、機体の特徴を良く捉えています。




MiG-17の外形は葉巻型の胴体に後退翼の主翼と尾翼が付くだけの単純な形に見えますが、主翼前縁の後退角が内翼と外翼で違っていたり、翼端が丸いなど、案外複雑です。このKPのキットは100点満点とは行かないまでも十分良い形をしていると思います。





KPの旧作の常として、筋彫りは凸で細かいリベットが機体全面にほどこされています。これがキットの古さを感じさせますが、凸リベットはマッハ2級の超音速機ならいざ知らず、MiG-17程度の機体ではレシプロ時代との技術の連続性が窺えて良いのではないでしょうか。




問題になるのは各部の合いで、あちこちにすき間や段差ができます。特にキャノピーと胴体は全く合わず、蟻が這い出るほどのすき間ができるので、ここはネチネチと修正する腕の見せ所です。




作例の塗装は当時のソ連戦闘機の標準とも言える銀塗装としました。主翼付け根のウォーキングエリアの黒帯と、機首のレーダーカバーの緑色がわずかに色どりを添えています。

下記アドレスは本稿の筆者のホームページです。ご興味がありましたらどうぞご覧下さい。
http://w01.fitcall.net/akaihoshi/


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