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「私の（思い出の）模型店ベスト10」

by ぷうさん

　現在４７歳、年代を追って思い出してみました。
　幼稚園の時は兵庫県西明石駅前に住んでおり、親の話によると小さい模型屋が駅東の跨線橋南詰あたりにあったそうで、当時はメーンストアなどの小売店でロボダッチ（たぶん人生初のプラモデル）などを買ってもらっていたのですが、たぶん兄がせがんでいたであろう模型を買い物帰りの母がその小さな模型屋に見に行ったのについていったのが本格的な模型店との出会いだと思います。大きな武蔵が上のほうにおいてある記憶がおぼろげに残っています。

　小学校（加古川市に引っ越しています）の時は、遊びといえばプラモデル作りがあったくらいの時代ですので近所にも新しい模型店・西尾模型ができました。 Nゲージのジオラマがあり、プラモデルも天井近くまで山積みされなにはなくとも通った思い出があります。またコンテストも開かれフェアレディZをオレンジ色のラッカースプレーで人生初の塗装を行い、乾かないうちに触ってしまったので指紋をばっちりつけたまま店に持っていきました。なぜかなにかの賞をもらってアオシマの合体ヤマトかなにかを贈られました。その店はどちらかというとコアな客層は少ない店でしたが、たぶんガンダムブームの前になくなっていたので、数年でどこかに引っ越されたようです。ですが、私にとって一番の思い出の模型店です。いつまで見ていてもなにも言われずそんなにしょっちゅうは言っていないはずですが、いつも通っていたという感じがします。

　同じく小学校のとき明石駅に行ったときはステーションデパートの模型店に寄るのが楽しみでした。ガラスケースにたくさん完成品が陳列されていました。店員さんが女性の雇われさんのようだったので、買わずに見ているだけだとなんとなく居心地が悪かったのを思い出します。

　加古川市といえばスリーバンブー（スリバン）を挙げる人が多いのではないかと思います。駅近くの店はおじさんとおばさんが切り盛りしロの字型のカウンター、壁際全部が陳列台、１０％ぐらいの割引チケットがもらえました。ラジコンもさかんなようでした。スーパーカーブームのときは店裏で電動カーの競争なんかにも参加しました。コアなお兄ちゃん層が多かった記憶があり、小さくなって店に行っていましたが、店内の薬剤かなにか分かりませんが独特な臭いとともに最も記憶に残っている店です。小学校高学年の時には小売り大型店に２号店を出しそちらもにぎわっていました。１０年余り前に駅前店、サティ店の順で閉店されてしましました。最後の半額セールにおばさんも顔を出していました。

　加古川駅近くの岩本教材店は改装されましたが、改装前はもしかしたら日本でも屈指のカオス状態の店内だったのではないかと思います。隣の駅なので子供の時は知らなかったのですが、タイムスリップしたかのような店内は昭和の香り満載でした。

　今行くのは高砂駅の田中屋模型と土山駅のホビーアイルです。前者は割引も魅力の今時珍しいばりばりの（ひなびた感じがない）模型屋、後者は品ぞろえがかなりすごいと思います。店主はどちらもご高齢に見受けられますがいつまでも頑張っていただきたいです。

主観ではありますが、１　西尾模型　２　スリーバンブー　３　改装前の岩本教材　４　ホビーアイル　５　田中屋模型　６　以下子供時代からかずかず出合った模型店及び小売店内の模型売り場　といたします。

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