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<カープラモデル製作 <2019年6月号
TE27レビン(フジミ1/24)
by
KOZY商店
1.はじめに
こんにちは。KOZY商店です。フジミの1/24 TE27レビンです。世代の関係でこの車についてあまり詳しいことは知りません。何でもハチロクのご先祖だそうです。小柄でずんぐりとした姿にワイルドな面構え。いかにも昔の国産スポーツカーといったところです。
社内に実車オーナーさんでもいるのでしょうか、フジミさんはこれにこだわりがあるようで、他にも1/48でキット化しています。ただTE27レビンは、かつてオオタキ社の「弾丸野郎シリーズ」にも有りまして、もしかしたらそれの復刻版かもしれません。どれどれ、一つ確認してみましょう。
図1 完成図
2.キット内容
キットです。フジミインチアップシリーズID-53。旧版になります。なお2018年に新規箱絵でリニューアルされています(図2)。
パーツ構成です。これは…たぶんフジミさんオリジナルですね。同社90年代スタンダードの小奇麗な纏め方で、タイヤとポリキャップを除いたパーツ点数は計40pcsほどというシンプルさです。90年代といいますと、もう日本のプラモが円熟期に差し掛かっていた時代で、精度的には近年モノと大差は有りません。なお1pscながらもエンジンもパーツ化されています(図3)。現行版ではさらにシートベルトやロールバーも追加されています。
図2 ボックスアート
図3 パーツ構成
デカールです。これもいたってシンプルな物です。現行版ではサービスデカールも追加されているようです(図4)。
図4 デカール
3.製作
はじめにボディ塗装です。下ごしらえは特にせず、そのままクールホワイトで下塗りしてからC59オレンジで塗り、仕上げにスーパークリアーⅢのドバ吹きで仕上げました。フロントのリアのグリル回りは塗り分けが複雑そうなのでオレンジのままです。正直ここは、ビシッと塗り分けるか、サラッと無視するか迷いました。補助のマスキングシートでも有れば塗っていたかもしれません(図5)。
その他のパーツです。シャシーは銀、フロアはセミグロスブラックです。インストの指示には従わず、それっぽい色で好きなように塗ります(図6)
後はGクリアーで組み立てれば完了です。フェンダーミラーは付けたくなかったのですが、取り付け穴がモールドされているので今回は付けました。
図5 ボディ
図6 塗り終えた各パーツ
4.完成
成したレビンです(図7~図10)。うーん、グリル回りはやはり塗った方が良かったかも…。今回は(も?)トイ風味ということで勘弁して下さい。あるいはボディ色を濃い目の色にすれば塗らなくても違和感なさそうです。しかしなんだかぜんまいでトコトコ走り出しそうですね。
キットの方はシンプルで作り易いと思います。箱を開けた時の第一印象(図3)は「あ、これは良さそう」とピンと来るものがありました。パーツ段階でのビジュアルというのも、かなり重要なポイントなのかもしれません。
図7 完成図
図8 完成図
図9 完成図
図10 完成図
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<カープラモデル製作 <2019年6月号
Vol.130 2019 June. www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず リンクフリー
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