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　ブラックバーン　バッカニアS.2（エアフィックス1/72)
　　by Nobunaga

カイゾクペンギンは核戦争の夢を見たか



　昔々イギリスにエアフィックスと言うたいそう立派なお殿様のようなプラモメーカーがあって次々と飛行機を出していたんだそうじゃ。民衆はここがおかしいと思いながらも文句も言えずせっせと買い集め、それはそれは苦労して作っておったそうな。(日本昔ばなしの市原悦子風に）
　新生エアフィックスは次から次へと新金型によるキットを作っていますね。必ずしも作り易いと言う訳ではないけど今までにないラインナップで皆を喜ばせています。そして、ついにと言うかやっとと言うかブラックバーンバッカニアを１／７２でキット化してくれたのです。しかも海軍型で！で、即予約です。作りかけでほったらかしにしていたカイゾクペンギンを新キットが来る前に完成させようと夜を徹して作り上げましたよ。



　 s.2のペンギン塗装はいかにもイギリス機らしくて良いですね。キットのS.2Bは空軍所属ですのでほとんどのデカールは使えません。蛇の目や記号は版を作って吹付け塗装としました。機首周りのアクセスパネルはモールドされてないので新たにスジ彫りです。「世界の傑作機　ブラックバーンバッカニア」８２ページ黒木一実氏の作図と同型機にしました。



下面もスジ彫りを入れました。



見よこのグラマラスなうねり。どこからこんな発想が出て来るのでしょう。垂直尾翼の８０１NASエンブレムは筆書きでちょっと不格好です。ROYALNAVYはマスキングテープを切り抜き吹付け塗装ですがかなりの難工事でご愛嬌と言うことで。



増槽タンクを付けました。機首のアクセスパネルなどスジ彫りしたところは実機写真では写ってませんが模型的に強調するために墨入れをしました。

参考資料：文林堂「世界の傑作機　No.１２２　ブラックバーン・バッカニア」その他インターネットによる実機写真、作例等



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