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特集 アメリカ大戦機

  P-51D Miss MarilynⅡ(ハセガワ 1/72)

by口博通 Hiromichi Taguchi



 有名なP51D CY-M Miss MarilynⅡです。前回 米軍機を特集したWebmodelers2012年7月号の表紙に掲載できたのみで、製作記事の方は その号のメモリー容量尺切れのため掲載することができず、あえなくそのまま没になった可哀そうなMiss MarilynⅡでした。
 使用したキットは名キットと謳われたハセガワの旧版72ムスタングです。
 ハセガワ72新版もモデルアート1999年11月号のP-51ムスタング特集の中でB型、D型ドーサルフィン付きとも作っていますが、個人的には機首からキャノピーに流れる形状など ムスタングのイメージにしっくりと来るのは旧版の方です。



 デカールはエッシー別売りデカールを使用していますが、黄ばみが進みフィルムが厚く、固くて浮き気味なのを強引に貼りつけました。尾翼の赤馬は黄色の上に貼るので余白が目立たなくて済みましたが、機首のMiss MarilynⅡの文字は余白の黄ばみが目立つ結果となりました。
大きなCY Mの白文字はどうしようもなく、この別売りデカールを型紙にして ホワイトデカールを切り、貼ってあります。そのため、逆にすっきりとした仕上がりになりました。



 コクピットは72では標準の構成で、シートベルトのみ板鉛で追加しました。
 塗装ですが、Mrカラーを使用し、マスキングテープでマスキングを繰り返しながら オリーブドラブ、イエロー、グリーン、黒と塗装して行き、最後にシルバーを塗っています。
 個人的なムスタングのイメージはシルバーの主翼で、ここだけはすっきりと仕上げたいと いつも思っております。




 完成してみると、やはりムスタングはほれぼれするようなスタイルの機体です。流れるようなラインが最大の魅力。ノースアメリカンの設計者は素晴らしい美意識の持ち主だったのでしょう。
美しい機体は速い、強い、それを証明しています。
ムスタングは何機でも作りたくなります。


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Vol.134 2019 October.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
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