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特集 ジャンクなプラモデル

  ウルトラセブン ウルトラホーク2号《ウルトラセブン人形付き》 (バンダイ)  

  by 加藤 寛之



 なぜか家にあったプラモデルで、これもどこで入手したのか記憶がない。不要不急の用は出かけるのを避けてと言われた日曜日に、
昼食準備と片付けの時間を含め数時間で完成した。



 キットは、実機(?)を寸詰まりにしたウルトラホーク2号と、小さなウルトラセブンの飛び人形のセット。ウルトラホーク2号はコロコロと転がる車輪付き、セブンはスタンドに接着する飛び人形、というのがお洒落。  成形色は、ウルトラホーク2号が白いプラ、セブンが赤いプラという、当然の色になっている。このセブン人形は、セブン本人(?)よりも細身でスマート。ちょっとウルトラマン的だ。



 ウルトラホーク2号のキットは、意外なほど組み立て精度が高い。これは子供が作るんだからとても大事なことで、充分に大人になった私にもいい。  それでも接着面を均して、主に流し込みタイプの接着剤を使って丁寧に組み立てた。まあ、どうでもいいが。
 セブンは、腕の位置を人が演じているような感じに接着した。



 塗装は、下地のプラ色をそのまま使う。つまり、ウルトラホーク2号の白とセブンの赤はプラ色。だから、ウルトラホーク2号で塗ったのは赤と黒だけ。ウルトラホーク2号の赤線はほぼフリーハンドだから、適当といえばテキトウだ。  塗装は箱絵を参考にしたのだけれども、形がすごく違うので、参考になったというのか、ならなかったというのか。デカールは貼りやすかった。これは助かった。
 セブンの塗装色は主に銀と白。微量の黒と補正の赤は、ウルトラホーク2号の余りを使った。



  出来た。
うれしくて、ニヤニヤしてしまう。実感がないウルトラホーク2号がカワイイ。セブンもおもちゃっぽくて、いい感じ。
数時間で完成したし、楽しいや。プラモデルの醍醐味だね。


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