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特集 フジミ

 F86F (フジミ 1/72)

by Budgie



初めて投稿します、Budgieと申します。
下手の横好きですが、今後ともよろしくおねがいします。

第2特集がフジミと言うことで1/72 F-86Fを投稿したいと思います。



私がF-86Fを始めて見たのは、3歳の頃父親に連れて行ってもらった、航空自衛隊 百里基地祭でのブルーインパルスの機体でした。
(この頃は、最低地上高度が低く、展示飛行がかなりの迫力がありました。)
このとき以来、好きな戦闘機の一つとなりました。実際に飛ばしてみたかったですね。

このキットは、フジミがF-4やA-4、6、7などジェット機を盛んにリリース時期のものです。
国産なので入手しやすく安価で、よい形状をしていると思います。
また、パネルラインは、細めの凹彫り、計器盤も彫刻仕上げ、インテークダクトも再現されており、決定版といってもいいのではないでしょうか。
しかし、残念ながら店頭で見かけなくなって久しいです。

キットは、“MiG Killer”と題されたもので箱絵は、グレン少佐乗機(MiG MAD MARINE)が描かれています。



いくつか気になる点がありましたが、ストレートに組み、大きな問題もなく滞りなく進みました。
しかし、インテークダクトの継ぎ目消しと胴体に組み込んだ時にダクト入り口と機体に隙間が空くことが難点です。組付ける前の入念なすり合わせが必要です。
キットには、インテークカバーも部品として用意されているので、それで蓋をしてしまえば合わせ目処理はいりませんね。



塗装は、翼の識別帯を除きすべて筆塗りで仕上げました。
使用色は、Mr.カラー No.8を基本に、黒鉄色、ライトグレイを少量加えてトーンを変えた銀をそれぞれパネルごとに塗りました。エアブラシで塗装したときと違い、表面の荒れた表現ができたと思っています。



今回は、ハロルド・フィッシャー大尉乗機(The Paper Tiger)にしたかったのでデカールを自作してみました。この張子の虎、ミグに対してかなり強かったみたいです。
元デカールは、モノグラム 1/48 F-86Fのものを縮小して用いました。
(恥ずかしながら、自作と言いつつも縮小コピーしただけです。)
この機体は、F86F-10なのでハードウイングではないかもしれません。

塗装、デカールを貼り終え、いざ机に置いてみると、なんと!!尻もちをついてしまいました。
F-86は、テールヘビーだと思っていなかったので驚きました。
急遽コクピットの隙間に板鉛を詰めてなんとか対処しました。┐(´д`)┌ヤレヤレ
それもあって、キャノピークローズ状態としました。



完成してみると型式は異なりますが、百里で見たセイバーを彷彿とさせるもので良いキットだと思います。




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