Home >(Photo) Bf109G-4 <博物館実機写真<2020年9月号

 

(Photo) Bf109G-4

by  コルディッツ
博物館実機写真

 シュパイアーの技術博物館に展示されているBf109G-4は、世界で唯一の残存機。しかもドイツ国内で展示中のBf109で、戦闘経験を持つ2機のうちの1機です。(もう1機はHannover-Laatzen のBf109G-2 ?)
 写真のG-4は1942年にオーストリアのウィーナーノイシュタット生産され、東部戦線のJG52に配属されました。  
 1943年3月20日、フォン・コスター中尉が操縦中にエンジンも故障で、不時着して放置されました。1987年に発見され、イタリアでレストアされ、2001年6月から技術博物館で展示されています。
※ 本稿は技術博物館の掲示説明文を参照にしました。

  Messerschmitt Bf109G-4 WrKr.19310
 技術博物館(シュパイアー)にて        2020年2月撮影
 






 G-4はDB605エンジンを搭載した非与圧型コクピットの機体
で、機首上面に7.92mmMG17機関銃2挺と、プロペラ回転軸
に20mmMG151/20機関砲を装備しました。G-4の総生産数
は1,242機とされています。


 フィンランド空軍博物館展示のBf109G-6も、エンジンカバー
を開けて展示している時もあり、塗装の参考になります。
 昔々私がレベル1/32のBf109を塗装と時は何も知らず、
シルバーでエンジンを塗りつぶしました…


 Bf109の塗装で意外に気になるのは、機首左側面に設置
されたエアインテークの下面の塗装です。展示機のように
ボカシ斑点が回り込んでいる機体もあったようで、全くBf109
は飽きさせません。



実機のハートマークと思われますが、説明は見当りませんでした。









主脚収容庫の塗装は下面色とする資料が多いように思い
ますが、当博物館はRLMグレイでした




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