小さい箱のキットの割には高額で 郷里高松の瓦町駅近くで4階建てビルを構える高松で一番大きな模型店のガラスケースの上段に48ヘルキャットや、48コルセアと並んで飾られておりました。ですから右上に少年がF105の模型をかかえたモノグラムマークがついた箱には記憶があります。
もちろん少年には買えるようなお値段ではなく、当時は日本メーカーのプラモデル勃興期でモーター戦車とスロットカーに憬れの中心があったこともあり、複葉機は興味の対象外でした。飛行機キットを作るといっても100円台のLSキットか、初期のハセガワ72ジェットが限度だったのです。
今思えば、その棚はモノグラム棚だったような。四国高松で高価至極のモノグラムをどのような皆さま方がお買いになられたのか、不思議ではあります。 |
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さて、それから月日は流れて半世紀。立派な飛行機モデラーに成長した私は 2013年に横暴な隣国での危ないお勤め生活からやっと解放され、帰国後 生きているうちに一度は作ってみたいと持っていないモノグラムキットを探し始めました。3羽ガラスはヤフオクや秋葉原の中古店で次々と中古キットをGETはできましたが、どれも1960年代に見た高額な価格の更になんと5倍以上という笑ってしまう結果でした。半世紀前との貨幣価値の違いなのか、それとも中古で暴額なのに承知で買ってしまうモデラーの性なのか、、
2016年にボーイングF4B-4を作りましたので、カーチスホークP-6Eが第2弾です。
残るは、カーチスF11Cゴスホークのみ。 |