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　BACストライクマスターMK88 (エアフィックス1/72)

　　by MERSU57

　ベースは英国初等ジェット練習機のジェットプロボストT5より機体の構造強化しエンジンもより高出力のモノに換装した軽攻撃機(COIN機)
主に中東、東南アジア地区に輸出され、ニュージーランドでは本機を16機運用しておりました。　

　エアフィックスとしては2代目(T5)の金型で、現在新金型の3代目(T3)が販売中です
初代は袋入りパッケージのT3でした。
さて、このキット外形プロポーションはまずまずですが、モールドが凸凹混在でたとえば主翼上下面で異なっており(上面凸、下面は凹がメイン等)理解に苦しむ構成です。

　まずすべての凸モールドを削り取りインストの三面塗装図(キットとは裏腹にそれなりの出来)を参考に最低限のモールドをケガいてやります。
なんとか土の字になり、ライトスカイブルー系で下塗りまで行ったのが添付イメージの状態。
ラッカー系の塗料より、完全乾燥までやや時間がかかる水性塗料は直ぐに次の行程に行きにくいです。

　ベースは上面サンディブラウンを1回目塗りから始めその後サンディブラウン→ダークイエロー→タンの重ね塗りで約10数回塗り込んだ状態。各色原液1に対し3～4倍以上希釈して筆塗り。これで上面ベースが整いこれよりライトグリーン、ダークグリーンを重ね合わせて塗りこんでいきます。　

完成したブツを見るとキャノピーの透明度がダメな出来です。磨きが足りなかったです。
本キットの組立工程で最も難儀したのが、添付デカールのトラブル。一見綺麗な印刷ですがぬるま湯につけた途端にバラバラに。
マイクロのコーティング剤はもってないので、代用にタミヤ食玩のニスで応急対応しましたがまあ兎に角大変な作業となりました。仕上がり具合もグダグダ感が残って若干残念。　

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